髪と肌の美しさでは世界一だった日本女性
ハリウッドスターやファッション界のスーパーモデル達が到底かなわないと悔しがってきた存在、それが日本人女性だったとご存知でしょうか。
今ではそんなことが信じられなくなったほど、日本人女性特有の美しい黒髪は希少になってしまいました。
かろうじてキープされているのが、きめの細かい白肌。
乾燥した土地に暮らす西洋人には、どう頑張っても手に入れにくいのが日本人の肌のうるおいです。
しかし、日本人にしてみれば、美白にこだわるのも西洋人の肌の白さに憧れるため。
白い肌に映えるようにと、髪を金髪に染める人すら少なくありません。
ヘアカラーが一般的になった日本人女性の髪を見て、嘆いているのは西洋人かもしれません。
かつては世界一と称された、日本人女性の黒髪と透けるように美しい肌。
そんな自分達の原点の美に、気付き始めた女性達もいます。
自然なままの黒髪で美しいと評価されるなら、これほど楽なことはありません。
また、日本人しか手に入れられない見た目を生まれながらにして持っていることに、もっと誇りを持っていいのだと誰もが気付くべきときだといっていいでしょう。
コンプクレックスを逆手に
黒髪をコンプレックスだと感じている、日本人女性もいるでしょう。
湿気が多い国ならではの、髪がボリュームアップしてまとまらないといった悩みを持っている人もいます。
ボリュームのある黒髪、それはペタンとした細い髪質の人も多い西洋人には憧れです。
もちろん、日本人の中にももっと髪をボリュームアップさせたいと願っている人がいます。
ストレートヘアの人は、クセがあって自然にふわんとしてしまう髪に魅力を感じるもの。
クセっ毛で髪がうねりやすい人は、さらさらのストレートヘアに憧れを抱くもの。
自分が困っている部分こそ、持ち味として活かせるチャンスがあるのです。
コンプレックスに悩んで素の姿を見せられないのは、意外に大変。
逆手に取って自分にしかない魅力にしてしまえば、むしろアピールポイントになるでしょう。
その方が、髪にとってもヘアカラーの負担がかからず、より美しく健康的でいられます。
服装を選ばない黒髪
実は、日本人ならではの黒髪は、どんな服装にもマッチするのです。
色や柄も問わず、幅広いファッションを楽しめることからも、日本人女性は得をしていることになります。
黒髪というと、モノトーンな色柄やシックな服装がしっくりくると思っていた方。
春夏によく好まれるパステルカラーも、真夏の太陽の輝きにも負けないホワイトも、秋冬に暖かく包み込んでくれるベージュや茶系のコーディネートも、全て黒髪は受け入れてくれることを試してみてください。
もちろん、モノトーンのシックな装いにも黒髪はピッタリです。
就職活動で会社訪問するとき、仕事で大事な人と面会するとき、礼服にも様になるのが黒髪の良さ。
結婚式にも、自慢の黒髪で和装の婚礼をするのがブームになっているほどです。
そんな日本の女性の魅力について、ここではもっと探ってみましょう。