染め髪より楽なお手入れ
染めないままの黒髪でいると、染めたときよりお手入れが楽なはずです。
その理由は、ヘアカラーによる髪の傷みを受けずに済むため。
髪を染めているかいないかだけでも、髪の美しさは段違いです。
ただし、美しい黒髪をキープするためには、それなりのヘアケアが必要。
ヘアカラーしない分、経済的にも身体的にも負担が少ないのですから、基本的なお手入れはしっかりと習慣にしていきましょう。
傷んでいる髪は、毎日シャンプーしてしっかりスタイリングしていても、トラブルがあるとわかります。
黒髪の状態でトラブルを減らせば、男性にも女性にも素敵だと思われる髪になれるでしょう。
難しいことはありません、シャンプーを正しい方法で行うだけでも髪はきれいになっていきます。
濡羽のような黒髪という表現がありますが、これは少し湿り気を帯びたように輝く鳥の羽根のような髪色を称した言葉。
ポイントは、髪や頭皮を乾燥させないことにあります。
正しい洗髪とヘアドライ
髪の洗い方など誰がやっても同じと思うかもしれませんが、実際には洗い方に個性が出るものです。
女性にとって、シャンプーは毎日ないし一日おきくらいには頻繁に行う習慣。
慣れているからこその惰性も、生まれてくることがあるのです。
輝くような黒髪は、生まれながらでないと持てないなどということはありません。
これからは、シャンプーの度ごとにきれいな髪へと変身できるように、意識して洗ってみませんか。
方法は簡単、正しい洗髪方法と洗髪後のケアについておさらいしてみましょう。
>>http://emi-2000.com/ripea/ripea3.htm
上記のサイトにあるように、まず38度くらいのぬるめのお湯で髪を濡らします。
髪の奥の方まで水分を含ませるように湿らせたら、シャンプーを少量手に取って軽く泡立ててから頭皮につけていきます。
頭皮にすり込む必要はありませんが、あくまでも洗うのは髪ではなく頭皮だということを忘れないようにしましょう。
気を付けたいのは、爪を立てずに指の腹でやさしくマッサージするように洗うこと。
かゆみが取れてスッキリしたのを目安に、すすぎをしましょう。
すすぎはシャンプーの倍の時間をかけてもいいくらい、念入りにしつこいくらいに流すのが大切です。
リンスやトリートメントは、水で濡らして開いた髪のキューティクルを引き締めて整える役割を持っています。
たくさんつければいいというものでもありませんから、適度につけた後はしっかり洗い流してください。
洗髪が終わったら、タオルドライをする人が多いでしょう。
タオルで髪の水分をとるときには、ゴシゴシこするのは厳禁です。
やさしくポンポンとたたきながら、水気をよく落としてください。
仕上げには、必ずドライヤーを使って髪を乾かすことが重要です。
濡れている状態の髪は傷みやすく、自然乾燥では徐々にパサついた髪質になってしまいます。
最初は大変かもしれませんが、美しい髪を作るためと思って頑張れば、難なく習慣にできるはずです。
ストレートでもパーマでも
髪の美しさは、どのくらい水分をたたえているかで決まります。
ちょうど、うるおった肌がイキイキして見えるのと同じです。
うるおいのある頭皮と髪は新陳代謝も活発になり、悩みなど嘘のように解消していくでしょう。
髪の状態が整えば、黒髪はストレートでもパーマでも自在にアレンジを楽しめます。
黒髪は子供っぽく見えてしまうというのであれば、前髪を作らずに額を出すヘアスタイルにすれば大人の雰囲気にすることも可能。
パーマをゆるやかにかければ、ストレートのキツさもなくなります。