化粧品

化粧のマナー

大人のマナー

ナチュラルメイクが流行しつつある一方で、プロ級のメイクテクニックを身につけようとする一般女性も増えてきました。
少し前には、分厚いつけまつげやアイラインを引いて印象深い顔にするのが主流でしたが、最近はナチュラルな雰囲気の顔に見せるためにメイクの技を高めている人も少なくありません。

本来なら、素顔のままで何のメイクもなしに過ごすのが肌のため。
メイクには多少なりとも時間もお金もかかり、毎日するのは面倒と感じている女性もいます。

しかし、すっぴんで堂々と生活できるほど肌が美しい人でも、全くメイクをしないのはマナー違反だといわれるシーンがあります。
公式な場に出るときには、アイメイクやリップメイクだけでもしていかないと周囲に失礼にあたることがあるのです。

どんなシーンでも活躍してくれるのが、ナチュラルメイク。
というわけで、年を重ねていくほどにナチュラルメイクに上達しようという女性が増えています。

もちろん、過ごすシーンによっては、強めのメイクを楽しむのもありです。
近頃では男性でもメイクをする人が出てきましたが、やはり毎日のようにメイクするのは女性の特権的習慣。
できれば上手に変身して、メイク映えのする女性でいたいものです。

化粧の種類

現代のように、目元を強調するようなアイメイクなどの化粧がされるようになったのは、古代エジプトの時代から。
日本の女性はハッキリした目鼻立ちよりもふっくらしたフェイスラインに美しさが求められていたため、西洋とはメイクの歴史が異なります。

しかし、最近の日本女性のアイメイクには、卓越したものがあります。
マスカラやつけまつげでまつ毛を愛らしく強調したり、目元にアイラインを引いて切れ長で大きな目に見せたりする効果も、目を見張るほど。
眉毛にも流行があり、メイクによって細くするのも太くするのも自由自在です。

女性の唇はふっくらしているのが魅力的とされており、立体的でみずみずしい口元を作るためのリップグロスというメイクアイテムも人気です。
食事などでリップメイクが崩れてしまうのを防ぐために、落ちにくい口紅も出ています。

肌の基礎メイクを作るのが、ファンデーション。
ここ数年では、BBクリームやCCクリームといったコンシーラー的な存在のメイク用品も定着してきました。

日本女性は素肌が美しいと世界中から称賛されていますので、素肌の美しさをアピールできるメイク方法が流行るのも当然です。
血色をよく見せて女性らしくやさしい雰囲気を出すために、チークなどのメイク用品が使われることもあります。

印象を変えるメイク

メイクはみだしなみの一種でもありながら、欠点を補ったり美点を強調する方法でもあり、どんな女性もより美しく見せるためにメイクをしているはずです。
見た目の美しさだけでなく、人格や立場まで印象づけてしまうのがメイクの不思議なところ。
メイク次第で印象が良くも悪くも変わるため、自分のメイクを客観的にチェックしてみる必要もありそうです。